東海理化が手がける自動車部品に搭載される組込ソフトウェアを、開発の上流工程から製作、評価まで一貫して手がけます。おもに各種スイッチやスマートキーなど、人が触れ、操作する製品が中心。ユーザビリティを考慮してシステムを設計し、あらゆる角度から検討を重ね、確かな品質で実現します。
「こんな動作をさせたい」といったソフトウェアの設計依頼に対して、すべてを引き受けられるのが当社の特長です。実現のための課題の指摘や、よりユーザーに使いやすい仕様となるための提案を行ったうえで、制御設計やシステム設計に着手。ときには搭載するマイコンの選定にも携わります。また、それらと並行してソフトウェア開発・テストに必要なツールのハードウェア設計をスタートさせます。
プログラミングの工程でも、設計内容を忠実にコード化するだけでなく、ユーザーの視点から、必要に応じて設計者にフィードバックし、機能をブラッシュアップしながら進めます。また問題点を見逃すことのないよう、ソフト設計~コーディングの工程で設計検討(レビュー)を頻繁に行い、あらゆる角度から検討します。
ハードウェアの担当者はソフトウェア担当者と連携し、ソフトウェア評価の内容を反映しながら開発・テストツールを形にします。
完成したテスト用ハードウェアを使い、ソフトウェアのテストを実施。「自動車部品の組込ソフトウェアとしての品質は確かか」「ユーザーにとって最良であるか」という観点から、評価項目の策定から実際のテストまで自社で行います。自動車部品を模したテスト機器の動きを、ソフトウェア開発者自身が直接確認し、修正や調整をスピーディかつ正確に進めることが可能。実車による検証に参加する機会もあります。